Soraでディズニーキャラが使用可能に・FortniteがGoogle Playに復活 - 海外アプリニュース(2025/12/12号)

Repro Journal編集部
Repro Journal編集部
2025.12.12
Soraでディズニーキャラが使用可能に・FortniteがGoogle Playに復活 - 海外アプリニュース(2025/12/12号)

目次

2025年12月12日、最新の海外アプリマーケティングニュース。「Sora」でディズニーキャラクターを利用可能に、「Google Play」に「Fortnite」が復活など、今週はビッグニュースが相次ぎました。Appleからは、アメリカ版のアプリダウンロードランキングが発表されています。
※本記事における日時の記載は、特別な断りがない限りすべて現地時間です。

OpenAIとディズニーがパートナー契約。「Sora」動画でキャラクター使用可能に

2025年12月11日、OpenAIがディズニーとの3年間のパートナーシップ契約を締結したことを発表しました。この契約によって、「Sora」ユーザーはディズニー、マーベル、ピクサー、スターウォーズの200を超えるキャラクター(アニメーション、マスク、クリーチャー系のキャラクターなどに限定)を利用したAI動画を生成できるようになります。キャラクター利用が可能になるのは2026年初頭予定です。

Soraを巡っては、キャラクター利用に関する知的財産権の侵害がリリース当初に大きく問題視され、Sam Altman氏がブログで「キャラクター生成において、権利保有者によりきめ細かな制御権を与えます」としていました。この契約がAI生成動画と知的財産権の問題を解決する大きな一歩になるかもしれません。

「Fortnite」がアメリカのGoogle Playに復活

2025年12月11日、Epic GamesがXで、「Fortnite」がアメリカの「Google Play」に復活したことを発表しました。約5年にわたって続いた、Epic GamesとGoogleの法廷闘争が表向きには終結したと考えてよいでしょう。

なお現在、Epic GamesとGoogleはより包括的な和解案を裁判所に提出しており、和解案が承認されれば、その内容がグローバルにも展開されていく見込みです。Xの投稿も「私たちは和解案の裁判所承認を求めるためにGoogleと協力し続けています。Fortniteが世界のその他の地域のGoogle Playに復帰するニュースをお楽しみに」という言葉で締めくくられています。

Appleがアメリカ版アプリダウンロードランキング 2025を発表

2025年12月10日、Appleが2025年のアメリカ版アプリダウンロードランキングを「App Store」上で発表しました。無料アプリでトップに輝いたのは「ChatGPT」。2024年の4位から1位へとジャンプアップしています。2024年のトップアプリ「Temu」は13位に後退しました。

無料ゲームのトップは「Block Blast!」。シンプルなデザインとわかりやすいルール、そしてSNSとの相性の良さが勝因と考えられます。「App Store Awards」「Google Play’s Best of 2025 awards」のゲーム部門を制した「Pokémon TCG Pocket」はダウンロードランキングでは5位にとどまっています。

■Top free apps chart トップ5

  1. ChatGPT
  2. Threads
  3. Google
  4. ‎TikTok - Videos, Shop & LIVE
  5. WhatsApp Messenger

■Top paid apps chart トップ5

  1. ‎HotSchedules
  2. Shadowrocket
  3. Procreate Pocket
  4. AnkiMobile Flashcards
  5. Paprika Recipe Manager 3

■Top free games chart トップ5

  1. Block Blast!
  2. Fortnite
  3. Roblox
  4. Township
  5. Pokémon TCG Pocket

■Top paid games chart トップ5

  1. Minecraft: Dream it, Build it!
  2. Balatro
  3. Heads Up!
  4. Plague Inc.
  5. Geometry Dash

【写真】App Storeのイメージ写真※画像クレジット:Aleksei - stock.adobe.com

Spotifyが「Prompted Playlist」でアルゴリズムのコントロールに対応

2025年12月10日、Spotifyが画期的な新機能「Prompted Playlist」を発表しました。この機能はSpotifyの楽曲再生アルゴリズムをユーザー自らがコントロールできるようにするもの。より個人的かつ細かなリクエストに対応したプレイリストを作成できるようになるのです。

例えば、「過去5年の私のお気に入りのアーティストの楽曲で、しかも聴いたことのないもの」「エクササイズのときに聞くので、最初はハイエナジーな楽曲を。30分後にクールダウンに向けてリラックスできる曲を」といったリクエストが可能です。

Prompted Playlistは2025年12月11日から、ニュージーランドのプレミアムユーザー向けに早期アクセスが始まっています。

【動画】「Prompted Playlist」の利用イメージ画像引用:You’re in Control: Spotify Lets You Steer the Algorithm

AppsFlyerが「2025年のデータトレンドと2026年への影響」レポートを発表

2025年12月10日、AppsFlyerが「2025年のデータトレンドと2026年への影響(Top 5 Data Trends of 2025 and What They Mean for 2026)」と題したレポートを発表しました。

このレポートの最注目テーマは「AIエージェント活用」。AppsFlyerのAIエージェントを導入しているアカウントのデータを分析した結果、57%は各種設定やデータ整合性チェックなどのテクニカルな自動化に重点を置いており、32%はビジネス最適化のサポートを重視して活用していることがわかりました。

■そのほかの主なトレンド

  • ユーザー獲得支出は前年比で13%増加して780億ドル。牽引したのはiOSの35%増と非ゲームアプリの18%増
  • リマーケティング支出は前年比37%増の313億ドル。アプリマーケティング投資全体の29%を占める
  • ヨーロッパは際立った成長地域として浮上。一方でアメリカがユーザー獲得支出の42%を占め、世界最大の市場

出典:Top data trends of 2025 shaping 2026 strategy

アプリとWebの
売上最大化ツール
「Repro(リプロ)」

サービス資料をダウンロードする 担当者に問い合わせる

アプリとWebの
売上最大化ツール
「Repro(リプロ)」

サービス資料をダウンロードする 担当者に問い合わせる

PAGE TOP